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国際学部

Faculty of International Studies

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国際学部ニュース詳細

更新日:2025年06月18日

展示?講演会

【国際学部】 公開シンポジウム「敗戦と占領をめぐるスポーツ史」開催のお知らせ(6月28日)

 国際学部?菅野敦志教授がメンバーを務める研究会が本学でシンポジウムを開催します。スポーツ史と「戦後80年」を考えるうえで、女子スポーツ(野球)なども扱われます。事前申し込みがお済みであればどなたでも参加が可能です(締切:6月22日)。詳細は以下およびポスターをご覧ください。


公開シンポジウム
敗戦と占領をめぐるスポーツ史
―戦後80年を迎え、日本スポーツの近現代史を捉え直すために―

【開催趣旨】
 本年夏、日本は「戦後80年」の画期を迎える。明治維新から先の大戦終結までの「戦前」より「戦後」の期間が長くなっている今、その起点である「敗戦と占領」の時代とは何だったのか、その実像を尋ねつつ将来を展望する営みが諸分野で求められている。今や「世界共通の人類の文化」(スポーツ基本法)と位置付けられているスポーツもまた、その例外ではない。
 例えば来年には、東京における代表的スポーツ施設の〈受け皿〉となってきた明治神宮外苑の竣功から100年を迎え、この場を中心に開催されていた「明治神宮大会」を前提として占領期に始められた国民スポーツ大会(旧?国民体育大会)は80回目となる。また、同じく占領期に開始されたアジア競技大会も第20回目を数え、愛知?名古屋において行われる。国内外社会の複雑な現状を踏まえれば、現在進行形の事象であるこれらの史的位置付けの重要性はますます高まっているといえよう。
 以上の如き背景を鑑み、これまで『帝国日本と越境するアスリート』や『満洲スポーツ史―帝国日本と東アジアスポーツ交流圏の形成―』という研究成果を世に問うてきた学際的共同研究メンバーは、このたび新たに「敗戦と占領をめぐるスポーツ史」と銘打ち、改めて領域横断的かつ時空間越境的に日本スポーツの近現代史を捉え直すことを構想した。この公開シンポジウムでは、明治神宮外苑、女子野球、駅伝競走、聖火リレーという具体的な題材を通して、①日本における近代(戦前)と現代(戦後)の連続性/断絶性、②〈ポスト帝国日本〉における帝国性/地域性、③スポーツの在り方をめぐる普遍性/独自性の3点から検討することとしたい。

【主催】「敗戦と占領をめぐるスポーツ史」研究会
【日時】2025年6月28日(土)13:00~17:00 (開場12:30)
【場所】共立女子大学 2号館802教室(神田一ツ橋キャンパス)
【参加方法】※事前申し込み必須※ 事前申し込みフォーム(締切:6月22日)
 https://forms.gle/Py9YvRWXhXe1BBYc6

【スケジュール】
趣旨説明 13:00~13:10(10分)
〔司会〕中嶋哲也(茨城大学教育学部准教授)
発表1 13:10~13:50(発表30分+質疑応答10分)
「明治神宮外苑とスポーツの近現代史―占領期に焦点を当てて―」
藤田大誠(國學院大學人間開発学部教授)
発表2 13:50~14:30(発表30分+質疑応答10分)
「女子野球の歴史を再々考する―満洲?占領軍?ジェンダー―」
高嶋航(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
〔休憩10分〕
発表3 14:40~15:20(発表30分+質疑応答10分)
「帝国下の駅伝と敗戦をめぐる個人史―忘却のなかの1940年宮崎畝傍間駅伝競走と別所和雄―」
菅野敦志(共立女子大学国際学部教授)
発表4 15:20~16:00(発表30分+質疑応答10分)
「復帰前沖縄における2つの聖火リレー―アジア大会とオリンピック―」
新雅史(流通科学大学商学部准教授)
〔休憩10分〕
討議 16:10~17:00(50分)