建学の精神?校訓
校長メッセージ
リーダーシップの実現に向けて
共立女子第二中学校高等学校 校長 佐藤 聖一
本校は、共立女子中学高等学校の開設に続き、八王子キャンパスに第二高等学校が1970年(昭和45年)、第二中学校が1984年(昭和59年)に設置されました。
学園の教育指針である「リーダーシップの共立」の実現に向け、「“咲き誇る未来”を目指して、社会に広く貢献できる自立した女性を育成する」ことを目標に教職員が一丸となり取組を進めています。
生徒は、豊かな自然環境のもと、学校行事や部活動とのバランスを図りつつ、中学校では学習習慣と確かな学力の定着を目指すとともに、高等学校では希望進路の実現に向け、新たに設置した「特別進学」「総合進学」「共立進学」「英語」の各コースにおいて、自らたてた目標の達成に向け取り組んでいます。
社会は依然として激しく変化しており、不安定な世界情勢、気候変動やそれに伴う災害など、地球規模の課題が山積しています。これらの課題解決に向け、豊かな感性を身につけ自ら考え発信していく人材が求められています。
本校において十分な力を蓄え、将来、国内外のリーダーとして活躍するために必要な資質?能力が身に付くよう取り組んでまいります。
2学期も折り返しを迎えました。
2学期の前半は、9月の文化祭に引き続き、中学2年はブリティシュヒルズにおいて英語漬けとなった研修、中学3年は奈良?京都を訪問して日本の歴史や文化を学び、高校2年は九州の地で平和学習や伝統工芸に関わる体験学習を行いました。校外学習を行わなかった学年も校内において進路に関わる行事等に取り組むなど充実した日々を過ごしてきました。
生徒の皆さんには、これらの学びや感じたことを忘れず、日常の生活が送れていることに感謝し、一日一日を丁寧に過ごしていくことをお願いしたい。
現在は、各学年とも第三回定期考査に向け学習に集中しているところです。
その中で、高校3年生は、高校生活の最大行事である上級学校への入学試験が始まっており、年内入試に向かう姿も見られるようになりました。
今後、年末に向け、中学?高校の6学年のそれぞれが、来年の4月からの新しい生活を意識しながら、学年、クラスとして今なすべきことは何かを明確に意識し一丸となって取り組んでいくことを期待しています。
我々教職員は一丸となって、生徒一人一人が見出した「志」の実現に向けた努力が積み重ねられるよう、予定された教育活動を推進していきます。
プロフィール 1963年生まれ。東京都立高等学校の教員として38年間勤務し、うち16年間は教育行政、2年間は都立高校長として携わった。日本理化学協会常務理事。2025年共立女子第二中学校高等学校長就任。 |

建学の精神
建学の精神~「女性の自立と自活」
女性の社会的地位向上のために、「自活の能力」と「自立した女性として必要な教養」の習得をめざします。
共立女子学園は「共立女子職業学校」として、明治19年(1886年)に産声をあげました。当時の女性は、父、兄、夫に生活を依存し、彼らに不幸があれば、たちまち貧苦にあえぐという境遇にありました。そういった境遇を改善し、女性の自立をはかるためには、女性に適した職業教育が必要であると痛感した宮川保全、鳩山春子ら34名の発起人により共同設立されたのです。設立の際に作られた「共立女子職業学校規則摘要」には、「女子に適応する諸職業を授け広く世の婦女子に実業を得しめんとする」という設置の目的が記されています。当時の女子校の教育は、良妻賢母になるための教養教育が中心でしたが、そうした時代に職業教育を実践していくことを目指した本学は、女子教育の歴史において、実学教育のパイオニアと言えます。
校訓
校訓~「誠実?勤勉?友愛」
「誠実?勤勉?友愛」の3つの徳性の体得を念頭に、様々な教育活動を行っています。そして、その徳性を活かしながら社会で活躍できる女性の育成を目指します。
スクール?ポリシー
上記の建学の精神や校訓に基づき、スクール?ポリシーを策定しています。
下記にまとめていますのでご確認ください。